なんと恐ろしいことが起こるものなのだろうか。
テレビで放映される画面を見ていると、あの流されていくものが今まで元気に笑顔で、
語り合っていた人たちであり車であり、温かい団欒の家々であるとはどうしても考えられ
ない。しばらくして、ふと我に返り、どうして逃げられなかったんだろうか。家が押し寄
せる水流に砕け家具も車も,ゴミのように恐ろしい流れの中で、逃げられるはずがない。
言語に絶する悲惨な光景、水の引いた後には家々は全く影ひとつなく僅かに家の土台
だけが所々残っている。人々はあの濁流にのまれてしまったのだ。自然の為せることとは
とはいえこの世の出来事とは思えない恐ろしい光景である。
心から哀悼とお見舞いを申し上げます。
報道関係の方々も出来るだけ詳しく悲惨な現状を伝えようと、そして国民あげて支援し、
この国難ともいうべき災害を乗り切るよう、報道している.しかし、認識が間違っている
かもしれないが。、被災者の方々に対しての取材の言葉に「今一番不足しているものは」
「今一番いるものは」とか「一番困っていることは」と言ったような問いかけが必ずある
のです。それに対して被災者の方々からは、悲痛な叫びに近い、答えが返ってきているの
です。 その訴えに対して、報道関係者からは、一つとして被災者の皆さんの訴えに、具
体的に関係機関に働きかけましたという、目に見えたものがないのです。
悪く言えば、聞きっぱなしのように思います。
灯油がほしいに対しては、このように働きかけました。飲み水は、赤ちゃんのミル
クはこんなに手配しました。メディアのやることではないのでしょうか。もしそうであ
れば、「わたし達は被災者の皆さんの要望を聞いて報道するだけです。」と、断って取
材してほしいものです。
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by kaname0324h
| 2011-03-17 21:20