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なんとなくつぶやきをきいてほしくて。


by kaname0324h

メディア


なんと恐ろしいことが起こるものなのだろうか。

  テレビで放映される画面を見ていると、あの流されていくものが今まで元気に笑顔で、

  語り合っていた人たちであり車であり、温かい団欒の家々であるとはどうしても考えられ

  ない。しばらくして、ふと我に返り、どうして逃げられなかったんだろうか。家が押し寄 
  せる水流に砕け家具も車も,ゴミのように恐ろしい流れの中で、逃げられるはずがない。

    言語に絶する悲惨な光景、水の引いた後には家々は全く影ひとつなく僅かに家の土台
 
  だけが所々残っている。人々はあの濁流にのまれてしまったのだ。自然の為せることとは 
  とはいえこの世の出来事とは思えない恐ろしい光景である。  

    心から哀悼とお見舞いを申し上げます。


  報道関係の方々も出来るだけ詳しく悲惨な現状を伝えようと、そして国民あげて支援し、

  この国難ともいうべき災害を乗り切るよう、報道している.しかし、認識が間違っている 
  かもしれないが。、被災者の方々に対しての取材の言葉に「今一番不足しているものは」

  「今一番いるものは」とか「一番困っていることは」と言ったような問いかけが必ずある 
  のです。それに対して被災者の方々からは、悲痛な叫びに近い、答えが返ってきているの 
  です。 その訴えに対して、報道関係者からは、一つとして被災者の皆さんの訴えに、具 
  体的に関係機関に働きかけましたという、目に見えたものがないのです。

   悪く言えば、聞きっぱなしのように思います。

     灯油がほしいに対しては、このように働きかけました。飲み水は、赤ちゃんのミル 
   クはこんなに手配しました。メディアのやることではないのでしょうか。もしそうであ 
   れば、「わたし達は被災者の皆さんの要望を聞いて報道するだけです。」と、断って取 
   材してほしいものです。
、 
# by kaname0324h | 2011-03-17 21:20

いのち

 
  世の中かがこれほど乱れてきているのは、一体どうしてなのだろう、毎日のニースに殺人ののら

   ない日は一日もないくらいだ。鳥肌の立つような事件ばかりが連日続いている。(この、鳥肌

  が立つ、と言うことも本来の使われ方から全く違ったことに使われている、テレビに出てくる

   安っぽいタレントに限って、間違った使い方をしている。)

  毎日世情を震撼(こんな使い方もしてみよう)させる事件のいかに多いことか。

   将来を嘱望されている青年が、また、若い母親が我が子を理由もなく、一時の欲望を満たす

  ために、命を絶ってしまう、何と恐ろしいことなんだろう。そしてメデイアも、報道という名
 
  のもと、そこまで知らせなくてもと思うほど、かき立てる。

   ある有名な俳優が、先日、300キロほどの大マグロを釣り上げる実況が流されていた。釣
 
  り上げるまでに何時間もかかり、マクロは疑似餌を飲み込んでいるのであろう、必死に自分の

  命を守ろうとして、もがき苦しみまっ赤な血を海面一面に流している、それでも船まで上げら 
  れなくて鈎手をえらに打ち込んで引き上げていた。なにか、マクロの目から涙がこぼれている

  ように感じた。あのマグロには、いのち はないのだろうか。海面をまっ赤に染めた血は、人

  間のような血ではなく、赤い絵の具なのだろうか。

   人間が生きていくために海の幸をいただいているようには思えない。

   我が子を餓死させて痛みを感じない母親、殺すつもりはなかったと、首を絞める大学生。と

  どんな違いがあるのだろうか

  一体学校で、命をどう教えているのだろう。

   命の大切さ、しかも、人間にとって都合のいい解釈での いのち のことしか教えていない

  のではないだろうか。 
# by kaname0324h | 2011-03-07 21:12

樂百選

 
  樂の字は、その成り立ちからして楽しい字である。
 
   木の枝に鈴をつけそれを打ち振って神を楽しませたとある。神様を楽しませるからには、よ

  ほど妙なる音色であったろうと思う。

   同じ楽しむであっても、千差万別である。音楽一つをとってもその楽しみ方無数にある。神が 
  楽しんだのは、どの部類か分からないが、騒音に近い音をがなり立てている音楽もあり、まだ 
  それでも物足りないのかレーザー光線。 、あれは楽しんでいるのではなく、楽しむ域をこえ 
  た、陶酔なんだろう。勿論芸術ではない。

   樂の字の、意味には、楽しむのほかに、ねがう、と言う意味もあるようだ。

   このことから樂のつく熟語を拾って書にしてみようと思う。中には自己流に二、三の語を寄
 
   せ集めて、新語になることもあるかもしれない。

  『人生樂百選』楽しみだ。静かに硯に樂滴を垂らすことにする。 
# by kaname0324h | 2011-02-25 17:17

連休

 
 今日は日曜日、最後の休日、3日あるからと油断していたら終わりになってしまった。

  せめて書をと思って机に向かった、書きたいと思っている字はあるが、その字に書き始めるま

  でに時間がかかる、なかなか書きたい字にたどり着けない。

  筆も、用紙も、墨も、いつもと同じなのに、やはり心の持ちようかな。

  「百樂」、樂と言う文字を沢山書こうと心がけて始めたのだが、まだ完成していない。

  ゆとりの時間がある時は,かえって書けないものらしい。分かっているのだが。

  終わりの休日の一時、もう一度挑戦してみよう。
# by kaname0324h | 2011-02-13 13:01

大雪

 
 久しぶりの大雪だ、朝から急に降りがきつくなってきた、もうだいぶ積もってきた。

  火鉢にも火を入れ、ストーブににも火を入れた。粉雪になって風が少しあるのか、流されてい

  る。こんな大雪は20年ぶりかもしれない、

  韓国に居たときのこと、ずいぶん以前のことなので、事情は全く違っているが、雪を眺めて

  思い出した。

  オンドルの燃料は、当時薪か石炭だった、石炭を使っている家は少なく、ほとんどの家庭は

  薪が主だ。その薪を運んでいるのが牛車だ、ところが仁川(インチョン)と言うところは、坂

  道が多い、雪が昼間解けて夜の間に氷になっている、スケートリンクのようなもの、車に山

  積みされた車を牛が引っ張るのだが、凍りついた坂道を登るはずがない、馭者は薪でやせこ

  けた牛のおしりを何度となくたたくのだ。結局登るのを諦めてずるずると後ずさりしてい

  った、そのころには、牛のおしりあたりからは、血が出ていた。言いようのない、思い出だ。
# by kaname0324h | 2011-02-11 12:26